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食中毒事件の発生(2024年11月21日)

最終更新日:2024年11月27日

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鶏肉の生食や加熱不足は食中毒の原因となり危険です

2024年11月21日(木曜)、市内医療機関より「友人数名で、居酒屋で加熱不足の鶏肉を喫食し、食中毒様の症状を呈している患者を診察した。」との届出が本市保健所西部衛生監視事務所に寄せられました。

調査の結果、11月17日(日曜)に「こだわり酒場 VANVAN」を利用した1グループ4名のうち調査のできた3名が、11月19日(火曜)より下痢、腹痛、発熱、頭痛等の症状を呈していることが判明しました。

当該施設で提供された食事以外に共通食事がないこと、患者便3検体からカンピロバクターが検出されたこと、発症状況が類似しておりカンピロバクター食中毒の症例と一致することおよび患者を診察した医師より食中毒の届出があったことから、神戸市保健所長は当該施設で提供された食事を原因とする食中毒と断定し、当該施設に対して営業停止(11月25日(月曜)から11月27日(水曜)までの3日間)を命じました。

なお、患者は全員快方に向かっています。

原因施設

  • 業種 飲食店営業
  • 屋号 こだわり酒場 VANVAN(コダワリサカバ バンバン)
  • 営業者氏名 細松 亮司(ホソマツ リョウジ)
  • 営業所所在地 神戸市中央区北長狭通1丁目5ー6 宮嶋ビル1F

原因食事

11月17日(日曜)に原因施設で提供された加熱不十分の鶏肉を含む食事

病因物質

カンピロバクター

喫食日

11月17日(日曜)

発症日時

11月19日(火曜)23時00分(初発患者)

主症状

下痢、腹痛、発熱、頭痛等

患者の状況

3名(男3名:20代)

住所別:市内 計3名(西区:3名)

主な喫食内容

突き出し(鶏肉の表面をあぶったもの)、鶏の焼肉(ムネ、モモ)、きゅうりスティック

カンピロバクターによる食中毒

  • 新型コロナ感染症が5類に移行した影響もあり、全国的に細菌性食中毒が増加傾向にあります。
  • カンピロバクターによる食中毒は全国で昨年に発生した細菌性食中毒の中では最多です。主な原因として鶏肉のたたきや刺身の喫食があげられます。
  • カンピロバクターによる食中毒の防止のため、鶏肉の刺身やたたきなど食肉類の生・半生での喫食は避けてください。

予防情報

鶏肉の生食は食中毒の原因!

お問い合わせ先

健康局食品衛生課