最終更新日:2024年11月26日
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神戸市では、地球温暖化防止の切り札として期待されている水素に注目し、「水素スマートシティ神戸構想」を掲げています。
民間企業が進める技術開発への支援や、市民の皆さんの身近なところでの水素の利活用を促進するなど、産学官の連携のもと、様々な取組みを推進しています。
水素とは、どんなものでしょうか。
地球の将来を担う、無限の可能性を秘めた水素について紹介します。
水素(元素記号「H」、化学式「H2」)は、元素の中で最も小さく、地球上で最も軽い気体です。常温常圧で、無色・無味・無臭であり、広い宇宙の質量の約70%を占めると言われています。地球上にある水素の多くは、水(H2O)のような物質の要素として存在しています。 |
近ごろ、CMなどで水素エネルギーについて耳にしませんか? |
神戸市では、将来的に水素を多くの人々が利用できるように、水素を「つくる」「はこぶ」「ためる」「つかう」といった水素のサプライチェーン構築に向けた、次の2つの世界初の実証事業が行われ、世界中から注目されています。
水素を「つくる」「ためる」「はこぶ」実証
※画像提供:HySTRA
水素を「つかう」実証
※画像提供:川崎重工業株式会社
自動車は、私たちが生活するなかで、多くの二酸化炭素を排出しています。
水素を燃料として電気をつくり、電気の力でモーターを動かし走行する燃料電池自動車(FCV)は、走行時に水しか排出せず、究極のエコカーと呼ばれています。
神戸市では、公用車として3台導入するとともに、市民の皆さんへの導入も促進しています。
2023年度から神戸市バスとして「水素バス」の運行が始まりました。
運行予定表はこちらからご確認ください。
【神戸市公式note 神戸市交通局が「水素バス」を導入したホントの理由】
燃料電池自動車「MIRAI」
※画像提供:トヨタ自動車
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2024年11月より「水素で走るごみ収集車」の導入実証を実施しています。
水素ステーションが立地する、兵庫区・中央区で、実際の収集作業を行う予定です。
実証では、CO2削減量等の車両導入効果や、坂道・住宅地での操作性などを検証します。
燃料電池自動車を増やすためには、水素を充填する水素ステーションを増やし、日常生活のなかで便利に燃料電池自動車を利用できる環境を整備することが大切です。
神戸市では、水素ステーションの整備を促進するため、積極的な支援を行っています。
神戸七宮水素ステーション
(住所:神戸市兵庫区七宮町 1-1-7)
エア・リキードMK神戸空港前水素ステーション
(住所:神戸市中央区港島8丁目11-2)
※画像提供:Air Liquid Japan
港湾や空港において、再生可能エネルギーの導入や水素エネルギーの利活用を推進しています。
世界中では脱炭素に関する様々な取り組みが展開されています。神戸市は国内外の民間企業や学識有識者、自治体などとの連携を通じ、グローバル社会に貢献する自治体を目指します。
企業・有識者・自治体など国内連携の取り組みを紹介しています。 |
世界の先進都市との国際連携の取り組みを紹介しています。 |
各種補助金・支援制度等の情報は、以下からご確認できます。
神戸市が実施する環境学習を紹介 |
省エネ情報まとめ(経済産業省) |