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記者資料提供(2024年12月3日)
環境局資源循環課
本市では、小売・日用品メーカー・リサイクラーと協働で使用済みつめかえパックの水平リサイクルを目指す、「神戸プラスチックネクスト~みんなでつなげよう。つめかえパックリサイクル~」に取り組んでいます。
この度、神戸市内で回収した使用済みつめかえパックをリサイクルした傘が、市内のアイカサスポットで提供開始されます。
「神戸プラスチックネクスト~みんなでつなげよう。つめかえパックリサイクル~」は、神戸市と小売・日用品メーカー・リサイクラーが協働し、洗剤やシャンプーなど日用品の使用済みつめかえパックを、再びつめかえパックに戻す「水平リサイクル」(フィルムtoフィルム)を目指しています。2021年10月より、神戸市内の小売店舗やエコノバ(資源回収ステーション)に回収ボックスを設置し、使用済みつめかえパックの分別回収を行っています。
この度、市民の皆様のご協力により回収したつめかえパックをリサイクルし、傘の生地を制作しました。生地のデザインでは、リサイクルしたつめかえパックが傘になり人に戻ってくることを、バトンをつないで傘を一周することで表現しています。
(参考)「KOBE PLASTIC NEXT」ホームページ
https://kobeplasticnext.jp/next/tsumekaepackrecycle/
完成したシェアリング傘300本は、12月10日(火曜)より神戸市内の三宮エリアを中心に、阪神沿線、神戸新交通の駅や市内商業施設などの「アイカサ」スポットで順次提供開始いたします。
また、以下のエコノバ(資源回収ステーション)では、傘の利用クーポンが掲載されているチラシを配布します。
他、「使用済みつめかえパック」の回収ボックスを設置する小売店舗でチラシを配布予定です。
(つめかえパック回収ボックス設置場所は、上記「KOBE PLASTIC NEXT」ホームページをご確認ください。)
■提供開始:2024年12月10日(火曜)から
■制作本数:300本
■設置場所:神戸市内のアイカサスポット
(設置場所の詳細はアイカサロケーションマップをご覧ください。)
https://www.i-kasa.com/
■再生樹脂:50%(生地部分のみ)
■デザイン概要:
リサイクルしたつめかえパックが傘になり人に戻ってくることを、バトンをつないで傘を一周することで表現。「ボトルくん&つめかえパックくん」→「つめかえパックを使う人」→「回収ボックス」→「つめかえパックくん」→「リサイクルする人・傘を作る人」→「傘」→「傘をさす人」と各面にパートごとのストーリーが示されています。みんながバトンをつなぐことで「つなぐことを大切にしたい」というプロジェクトメンバーの想いを込めました。
(本取り組みはアミタホールディングス(株)が2023年8月に採択された内閣府の第3期戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)と連携のもと実施しています。)
『アイカサ』は、“雨の日を快適にハッピーに”と“使い捨て傘をゼロに”をミッションに2018年12月にサービスを開始した日本初の本格的な傘のシェアリングサービスです。突発的な雨にもビニール傘をその都度購入せずに、駅や街中で丈夫でサステナブルな『アイカサ』を借り、雨が止めば最寄りの傘スポットに傘を返却することで手ぶらで便利に移動できるのが特徴です。
現在は、アプリ登録者数55万人を超え、都内全域と関東、関西、愛知、岡山、福岡、佐賀など12都道府県で展開し、スポット数1,600箇所以上に設置しています。